コワーキングスペース事業者向けソリューション
コワーキングスペース事業者間の競争は、今までになく激化してます。そして各事業者は、その競争に勝つための各自の強みが必要になってきました。
コワーキングスペースブームは、コロナ以前から始まってました。一般社団法人大都市政策研究機構の調査によりますと、2015 年では全国で 300 施設しかなかったコワーキングスペースが、2019 年には 799 施設に増えていました。そして 2021 年 9 月現在、当社は 1,800 施設以上まで増えたと推定しております。
これほどの競争がありますと、勝因の一つとなりえる、テナント様に提供する電話サービスも真剣に考える必要があります。当社は、テナントを増やして稼働率を上げるために役立つ、事業者様向けのサービスを提供しております。
テナント様は、以下のサービスを提供できるコワーキングスペース事業者を好みます:
- 固定 0ABJ 電話番号 (東京 03など)。特に、テナント様の代表電話番号とファックス番号として使えると良い。
- テナント様宛に掛かってきた電話の応答をしてくれる電話取り次ぎサービス。
- 紙ベースの共用ファックス番号ではなく、各テナントに占有電子ファックス番号。
- 騒がしい共有スペースの中でも鮮明なコミュニケーションを可能にする、ビジネスグレードのヘッドセット。
デンフォン 0ABJ 固定電話番号
スタートアップ企業は、見込み客や仕入れ先、投資家から信用を得るのは容易ではありません。でも、その信頼を徐々に積み上げて行かないことには、ビジネスは成功しません。その第一歩として、一流ビジネスエリアのスタイリッシュなコワーキングスペースを借りれば、ある程度の信頼を得ることは可能でしょう。しかし、名刺に書かれた会社の代表電話番号が、固定電話番号ではなく、携帯電話番号だったり、050 番号だったりしますと、取引先に怪しまれ、とても不利な状況に置かれます。
日本における固定電話番号は、会社の正当性、合法性、支払い能力のシンボルでもあり、ビジネスの必需品と言えるでしょう。日本の通信事業者は通信事業法に従って、お客様情報を審査した上で、地理的に固定された番号をお客様に付与します。一昔前までは、固定電話番号を持っていない法人は銀行から融資を受けたり、銀行口座を開くことさえできませんでした。現在でも、例えば警察が犯罪組織に関連する電話番号を発見した場合、通信事業者に連絡をして、その電話番号を止めるよう指示します。このことから、固定電話番号をもっていない会社は犯罪組織かも知れないと疑われる可能性があります。
デンフォンはお客様のテナント様向けに、日本の主要都市(東京03、横浜045、大阪06、名古屋052、福岡092、札幌011)の固定電話番号を、お手頃な価格で付与できます。また、好きな電話番号だけを個別に選べるというサービスは提供しておりませんが、例えば10番号単位でお申し込みした場合は下一桁が 0-9 の連番、100番号単位でしたら下二桁が 00-99 の連番になるように付与できます。
デンフォン 電話アテンダントシステム
代表電話番号を掛けた時に、必ず応答してくれる人のいる会社は信用されます。例えそれが簡単な電話の取り次ぎだけであっても、その人がいることで、電話を掛けた側は安心します。逆に誰も電話に出なければ、会社の印象を損ねたり、会社の信用力や支払い能力を疑われる可能性があります。
スタートアップ企業には、この簡単な電話の取り次ぎができる社員がいないことが多いのです。つまり、コワーキングスペース事業者が、電話取り次ぎサービスをリーズナブルな価格でテナントに提供できれば、テナント獲得率も高まります。また、このサービスは各コワーキングスペース事業者の特色や強みをアピールしやすいものでもあります。例えばバイリンガルの取り次ぎサービスを提供したり、ボイスメールへの転送ではなく丁寧な手書きの伝言サービスを提供したり、他事業者よりも明るくて積極的かつプロフェショナルな声で対応するなど、様々な工夫が可能です。
デンフォンは、コワーキングスペース事業者がテナント様の電話を簡単に取り次げるシステムを提供しております。電話を着信したらすぐにどのテナント様に掛かって来たか、その会社の社員全員の名前とエクステンション番号が表示されます。また、その会社のコールを受けた時の特別注意事項なども自動的に表示されるように設定できますので、より丁寧で洗練された対応が可能です。コールの転送も、マウスのドラッグアンドドロップで簡単にできます。
電話の一次対応は、一般的には人間による対応が好まれますが、バイリンガルサポートが必要な場合など、音声ガイダンスを導入した方が良い場合もあります。そんな時は、当社カスタムサービスで対応が可能ですので、是非ご相談ください。
デンフォン 電子ファックス
コワーキングスペース事業者の中には、テナント様用のファックス番号を1つだけ持ち、その番号をテナント様全社で共有しているところがあります。定期的に受信トレイを確認しては、各テナント様に手渡すか、テナント様の郵便受けに入れたりしてます。
これは機密保持や業務効率の観点からみて、とても悪い処理方法と言えます。
当社の電子ファックスシステムは、各テナント様の固定番号レンジ内の番号をファックス用に割り当てます。受信したファックスは、コワーキングスペースのスタッフや他の人を介さず、直接テナント様のメールアドレスに転送されますので、機密性が保持され、失くしたり盗まれたりすることはありません。また、物理的な機械を使う必要がないので、ファックス送受信だけのための出勤を避けることが可能です。
ビジネスグレードのヘッドセット
コワーキングスペースは混む時間帯になりますと、Teams や Zoom のユーザー様でかなりうるさくなることがあります。
施設によっては防音ブースを取り入れているところもありますが、ピーク時のユーザー数に対応できるブース数を準備するのは大変です。防音ブースは高価ですし、スペースも多く取ります。そのため、事業者によっては、予算やスペース不足でブースを採用することが不可能なことがあります。
このような場合、テナント様に高品質なヘッドセットを貸したり売ったりするという手段があります。最新の機種は優れた防音技術が組み込まれていますので、うるさい環境の中でも通話の音質を向上させ、コミュニケーションを改善する効果があります。
ヘッドセットメーカーの認定を受けた当社の専門家が、Poly、Jabra など、リーディングメーカーの最善の機種をご提案、ご提供致します。